社会人として経験を積む中で、最初は無我夢中に仕事をこなしていましたが、30代になってくると少し先を見通せるようになってきました。
これまで短期的なキャリアプランは考える機会が多かったのですが、中長期のキャリアプランをじっくり考える機会はありませんでした。
先日、ちょっと考える機会をいただきました。その中では時間がなかったのでざっとだけしか考えられなかったのですが、キャリアプランの目標を明確にしておくことのメリットを感じました。それは実現に向けて明確な努力目標ができることです。
今回は30代のキャリアプランを考えてみました。
30代はキャリア形成の中でも重要な時期
キャリア形成は山登りに例えられます。どの山に登るべきかを決めて、山に登るために必要な道具(スキル)を揃える。平坦な道ではなく、曲がりにくねった道や、険しい道もある。ときには道に迷うこともある。
そして一つの山を登ったと思ったら、その山頂から次に目指すべき、もっと大きい山が見える。
キャリア形成は山登りに似ていると思います。20代~30代までは最初の山に登っている過程と考えると、初めて一つの山に登って、ある程度の基礎が鍛えられた状態と言えそうです。最初の山は無我夢中に登ったので、なぜこの山を登るべきかは考えつつも、登るためのスキルを必死に身に付けた時期のように思います。
30代は次にどんな山を登って行こうか。自身が成し遂げたいキャリアとは何かを真剣に考える時期のように思います。
私も次にどんな山に登りたいのか。今まで身に付けたものを武器に、どう発展させていきたいのかを考えてみたくなってきました。
学生時代に思い描いた海外で仕事をする生活を実現したい
学生時代に大学からの留学奨励生として、香港に留学する機会を得ました。香港での交換留学時代は将来の仕事を考える上での一つの大きなきっかけとなっています。
香港の尖沙咀(チムサーチョイ)から中環(セントラル)のビル群を眺めている時に、将来は海外で仕事が出来る人になりたいと自分自身に誓いました。
30代では海外で働くという夢を実現させたいです。具体的には現在の専門領域を活用するポジションで海外赴任をして、キャリアに幅と奥行きを持たせたい。
そのためには担当する仕事で評価を積み重ねることと、英語力の強化が必要です。
英語力については今年は基礎固めの年にしたいと考えていて、英語力強化中です。
参考:英語力の基礎固めをするなら英検。2019年の英語の目標は英検2級合格と準1級合格。
登るべき山は今の延長線上
今まで登ってきた山と同じ系統の、新しい山に登ることで専門性を深めたいと考えています。30代は20代で築いた土台の上に、建物を建てるイメージで捉えています。
また、30代は少しずつマネジメント経験を積みだす年代です。後輩・部下の指導・育成もキャリアに含まれてくるはずです。今まで自分が学んできた領域を下の世代に伝えることで、考えが整理され、より深まるフェーズにあると思います。
土台で足りない点を補えるのは30代前半までと捉えて、土台を固め直しつつ、専門性を確立していきたいと思います。40代では専門性を深めて、50代では大学教員にキャリアチェンジするビジョンも持っています。
そのために30代では専門領域のがっちりとした実務経験を積むことが大きな目標です。特に海外赴任をすることで現地で専門領域での実務経験を積みたいと考えています。
30代の目標達成に向けて、必要な英語力強化に取り組んでいきます。
それでは。