2018年9月は2万4000円を超え、好調だった日経平均株価ですが、10月以降は悪化の下げ相場になってきています。端を発したのは米国の株価急落。
一部ではこれまで好調だった株高傾向が終わる「宴の終わり」という声も聞こえてきます。

国内保有株のポートフォリオもダメージを受けています。といっても悲観はしていません。株価は上がるときもあれば、下がるときもあるため、今は耐え忍ぶのみと考えています。
配当目的のため、こういう時も気持ちが揺るぎにくいです。むしろ、余裕資金があれば買い増ししたい高利回り銘柄が増えてきていると感じるので、こういう時に仕込めればいいと実感しました(とはいえ投資の判断は自己責任でお願いします)。
個人のマネーとしては余裕資金はないですが、子供達の教育資金として積立投資をしているお金は余裕資金があります。とはいえ、こちらは個別株ではなく(できる限りリスクを分散するために)インデックス投資に回すと決めているので、積立中のインデックス投資信託を買い増すことにしました。
買い増すのは新興国株式と先進国株式インデックス
積立中のインデックス投資信託の内、先進国株式と新興国株式を買い増ししました。
・eMAXIS slim 先進国株式インデックス 2万円
・eMAXIS slim 新興国株式インデックス 3万円
新興国株式については10月も2万円買い増ししたので、計5万円です。新興国の方が基準価格が下がっていたので、多めに追加投資をしました。
下げ相場の時に余裕資金を持っておくことの大切さ
いつも下げ相場の時に思うのですが、こういうときにある程度まとまった余裕資金を現金で持っておくことはとても大事だと思います。
下げ相場は投資銘柄を仕込むチャンスです。配当利回りもよくなりますし、低い時に買うことができれば値上がり益も狙うことができます。
どうしても株価が好調な時に、周りの雰囲気にのまれて買いたくなる気持ちも分かりますが、いつかは下げ相場の局面が来るもの。そういう時にぐっとこらえて、下げ相場の時に大きく乗り出す。
頭では分かっていてもなかなかタイミングと余裕資金がマッチしないのが難しいところではありますが、最初から余裕資金を8割投資、2割は下げ相場でチャンスが来た時に回すように現金で保有という考え方もありのような気がします。
投資はいろんな局面を経て、相場からの退場とならない範囲で経験値を積むことが大事だと思います。
今回は良い経験となっています。初めて下げ相場になった方にとってはつらいかもしれませんが、こういう時こそ自身の投資ポリシーに立ち戻って、次の一手を考えてみることが大事だと思います。
それでは。