東京証券取引所は7月3日、写真用具チェーン「カメラのキタムラ」を展開するキタムラ(東証2部)を8月6日付で上場廃止すると発表しました(同日付で整理銘柄に指定)。
整理銘柄とは証券取引所が定めている上場廃止基準に該当し、上場廃止が決定された銘柄のことです。
キタムラはファミリーにはうれしい株主優待銘柄だったのでとても残念です。
参考:キタムラ(2719)の株主優待はファミリー世帯にとってもおすすめ。うちの奥さんが大喜びしたその理由とは?
上場廃止はTOB成立
TSUTAYAなどを展開するCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)の子会社であるCKホールディングスがキタムラ株に対するTOB(株式公開買い付け)を実施していました。株主には事前に通知が来ており、上場廃止の可能性があることを知りました。
その後、CCCとCKホールディングスがキタムラの総株主が持つ議決権数の90%以上を取得。キタムラがCCCによる株式等売渡請求を承認し、上場廃止が決まりました。
公開買い付けは利用せず売却
TOBでは1230円が提示されていましたが、証券口座を移す手続き等が面倒に感じたので保有する証券口座で1228円(マイナス2円)で売却しました。
結果、+4万4700円で利益確定しました。保有中には配当と株主優待をしっかりいただいているのでとても良い銘柄でした。
ちなみに優待品はこちらです。
・スタジオマリオでの無料お試し撮影券・キタムラやスタジオマリオで使える株主優待券
キタムラのIRページには公開されていませんが、50枚分のプリント無料券がいただけます。

無料お試し券は本当にお得でした。七五三シーズンには使えませんが、少し早めに七五三の前撮りを取る分には利用できましたので6月末に無料券を使って前撮りをしてきました。
家族写真の優待をもらうならスタジオアリス(2305)
キタムラのように家族写真に使える無料の写真撮影券をもらいたいならスタジオアリス(2305)がおすすめです。
ただし、株価は2,535円(2018年7月3日時点)と高めなので、キタムラよりもまとまった金額が必要な銘柄です。
スタジオアリス(2305)
株価:2,535円 ・・・まとまった資金が必要
利回り:1.97% ・・・まずまずの水準(高くもないが、低くもない)
優待品:株主写真撮影券 ・・・四切写真プリント(フレーム付)、キャビネサイズデザインフォト(アクリルフレーム付)、B3サイズポスターのいずれかひとつをお渡しする内容。
わが家も家族写真や子供の節目の写真撮影に使える無料券は欲しいところですが、いまのところはスタジオアリス株は気にはなるものの購入までは至っていません。
まとめ
子育て期間中は長期保有するつもりでしたが、何があるか分からないものです。優待品はしっかりともらっていましたので短い間ではあったものの保有できたよかった銘柄でした。
最後の優待品がわが家に届いていますのでしっかりと使いたいと思います。
それでは。