英語100万語多読への挑戦を開始しています。
普段の英検・TOEICの対策に向けた勉強に加えて、楽しみながら英語力を底上げしたい考えで取り組んでいます。ある程度の高度な英語力にまで高めるためには多読が絶対に欠かせません。
英語多読では100万語というのが一つの目標になっています。英語多読は語彙制限のある易しい本から始めていきます。これを『英語上達完全マップ』ではプレ多読と呼んでいいます。
【多読三原則】
①辞書は引かない
②わからないところは飛ばす
③自分に合わないと思ったらやめて次の本に移る
多読では自分が簡単だと思えるレベルの本を読むのが大事です。
ラダーシリーズは日本人向けに書かれた語彙制限本で取り組みやすいので、ラダーシリーズレベル1から興味がある作品を読んでいっています。
ラダーシリーズとは
ラダーシリーズは使用する単語を限定して、レベル毎の段階的にステップアップしていけるように書き直された英語学習用の本です
レベル1~レベル5までの5段階あります。日本人学習用に作られた英文リーダーなので、なんといっても取り組みやすいのが特徴です。
レベル1:使用語数 1,000語、TOEIC 300点以上 / 英検4級以上
レベル2:使用語数 1,300語、TOEIC 350点以上 / 英検3級以上
レベル3:使用語数 1,600語、TOEIC 400点以上 / 英検準2級以上
レベル4:使用語数 2,000語、TOEIC 470点未満 / 英検準2級以上
レベル5:使用語数制限なし、TOEIC 470点以上 / 英検2級以上
レベル1~2は特に平易な英語で書かれています。
ラダーシリーズレベル1もいろいろな本が出ています。ラダーシリーズレベル1で8冊読みました。今回はレベル2の”ales of Two Princesses: Cinderella & Sleeping Beauty”を読んでみました。

“Tales of Two Princesses: Cinderella & Sleeping Beauty”を読んだ感想
ラダーシリーズレベル2の中でもストーリーをよく知っていて分厚くないという視点で選びました。Word数は6,600語とそこまで多くないので1日で読めました。
前回読んだ日本昔話で短編の方が読みやすいことに気づいたので短編集がベストなのですが、今回はシンデレラと眠りの森の美女と2つの話に分かれていて話も長くないので読みやすいと感じました。
知らない単語や表現が出てきて読みにくい面があったので、辞書(というか巻末のワードリスト)を何回か引きました。
ストーリーに乗っていてスムーズに読めているときは(原則通り)辞書は引かないで読みますが、どうしても意味が取れないときは意味を調べたほうが結果的に内容もよく理解できて読むスピードが上がると感じています。
知っている単語でもこういう使われ方だと知らない意味があったというのが何回かありました。とはいえ意味を類推するのも大事な読み方なのでこの辺のバランス取りは難しいところで試行錯誤しています。
冒頭に出てくるword listは知らないとストーリーが楽しめないものをピックアップしてくれているのでこの辺りはちゃんと事前にチェックしておいて、こちらについては知らない単語をつぶしてから読んだ方がいいとは思います。
いままではラダーシリーズレベル1を読んでいたのでこの辺を飛ばして読んでも問題なかったのですが、レベル2だとチェックが必要でした。
単語以外でも熟語で別の意味を成す場合がよくありますが、例えば”make a toast to”で「~を祝して乾杯する」という意味になります。いきなりtoastが出てきたので、絶対トーストという意味じゃないと思い、類推をした上で巻末のワードリストを見てみたら、乾杯という意味でした。
文脈からの想像と合っていたのでよしと思いましたが、語彙を増やす意味では類推⇒確認というプロセスを読書を妨げない程度に入れてもいい気がしました。
まとめ
“ales of Two Princesses: Cinderella & Sleeping Beauty”はストーリーを知っているので話の筋は追いやすかったです。ただ知らない単語や熟語がいくつかあったのでこの辺りは少し難しさを感じました。
花に関する単語や裁縫に関する単語など知らない語彙が増えたのはよかったですが、基礎単語でもこういうジャンルの穴みたいなものを実感しました。
よく知っている話で内容もおもしろかったので、楽しく読むことができました。
個人的な評価(5段階評価)
難易度:☆☆☆
読みやすさ:☆☆
おもしろさ:☆☆☆
おすすめ度:☆☆☆
Word数:6,600語
これからもコツコツと楽しみながら多読を続けていきたいと思います。
それでは。